●品種の特徴
早生品種としては豊産性で大実の品種です。
丹沢は1949年に乙宗(おとむね)と大正早生(たいしょうわせ)を交配し、選抜された品種で、1959年に品種登録されました。
収穫は8月下旬〜9月上旬の早生品種。
実は大実で20〜25g程度になります。
クリタマバチ抵抗性は普通です。
外観は艶が少なく、薄い茶色になります。果肉は粉質で甘味、香りともに良く、加熱するとホクホクで美味しいです。
栗(くり)は雌雄異花で5月〜6月に開花します。
雄花は穂状で斜めに立ち上がり、全体にクリーム色を帯びた白で、個々の花は小さいものの目を引きます。また、香りが強いのでよく昆虫が集まり、クリやシイは虫媒花となっています。
一般に雌花は3個の子房を含み、受精した子房のみが肥大して果実となります。
学名:Castanea crenata ブナ科 クリ属
別名:たんざわ
作出年・作出者:1959年
交配親:乙宗×大正早生
開花時期:5月中〜6月初旬
花色・大きさ・花形:黄白・・垂れさがった房状の花
香りの強さ:強香 青臭い生臭さ
収穫時期:9月中〜9月下旬 (早生品種)
果実の大きさ:★★★★☆ 大果 20〜25g
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