栃木レザーとは?
栃木レザーは、有害な物質を出す薬品類を一切使わず、アカシア系の樹木であるミモザの樹皮から抽出したエキスを使って
「植物タンニンなめし」という伝統的ななめしを行っています。
「皮」から「革」へのなめしの工程は20から25もあり、機械だけではなく職人の確かな技術によって6ヶ月もの時間をかけて加工していきます。
ここで見逃せないのが、染色工程における絶妙な加減で染め上げていく職人技です。
この確かな技術により、強度があるのにしなやかで使えば使うほど風合いに深みが出てきます。
世界の一流アパレルメーカーから強い支持を受けているのも納得です。
かつては「固くて商品にはならない」と言われていたヌメ革ですが、
栃木レザーの職人たちが昔ながらの製法を大切にしながら試行錯誤を重ね、
それまではできなかったヌメ革の独特の風合いをそのままに、柔らかくしなやかなそれでいて丈夫ものを作り出しました。
栃木レザーの証として、革には特徴のあるタグが付けられています。