スノードロップは、自然に咲くスノードロップ(マツユキソウ)の姿からデザイン。アーチを描く茎の先に、可憐な白い花を下向きにつける様子を表現しています。
インテリアに優美なカーブを描く待雪草
デンマークを代表する照明ブランド、レ・クリントのスタンド照明、「スノードロップ」。その名の通り待雪草のシルエットに着想した曲線美と、プリーツシェードを透したやわらかな光が特徴のスタンド照明です。最大で40度ほど可動するステムは、まるでお辞儀するように人の営みに合わせて光を届けてくれます。室内に光の花が咲いているかのような佇まいは幻想的で、奥ゆかしい存在感から幅広いインテリアに調和するため、長年の人気モデルとなっています。
北欧のクラフトマンシップを象徴するペーパーシェード
Thomas Harrit(トーマス・ハリット)、Nicolai Sorensen(ニコライ・ソーレンセン)、Kim Samson(キム・ハリット)は、それぞれステムのカーブに代表される美的な要素と、照明としての機能的な要素を分担し、スノードロップを設計しました。
繊細なプリーツシェードはレ・クリントのクラフトマンシップを象徴するもので、今も熟練の職人たちが手織りで生産を続けています。当初は汚れに強く、扱いが容易なプラスチックペーパーが採用されていましたが、ヨーロッパを中心に、サステイナビリティや自然素材への関心が高まり、レ・クリント創業当時から採用されている紙素材へ回帰したモデルも追加されています。
LE KLINT / レ・クリント
レ・クリントは、その製品がデンマーク王家にも納められる、北欧を代表する照明ブランドです。1枚のシートを手で折りあげる、ハンドクラフトのシェードを採用した照明器具は、心を潤すあかりの芸術品として世界中を魅了し続けています。
その始まりは、20世紀初め、デンマークの著名な建築家であるP.V.イェンセン=クリントが、アルコールランプの光を和らげるため作り出した手づくりのランプシェード。美しいデザインだけではなく、機能的にも優れたシェードは、瞬く間にあかりの名品として評判となり、1943年にレ・クリント社が創立されました。2003年にはデンマーク王室御用達に選定されており、登場から1世紀を経てもなお、レ・クリント家の手づくりならではのフォルムは当時の精神とともに受け継がれています。
現在でもデンマーク第三の都市、オーデンセの本社に併設された工場では、プラスティックシートへ専用金型による折り目付けから、熟練の技が光る折りあげ、ミシン縫いの工程、電気部品の取り付け、品質チェック、梱包まで一連の作業を、一点一点丁寧に人の手で行っています。
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