■囲い方のポイント
○支柱を4〜5mの間隔に立て、柵線を張る。
○碍子は、野生獣の侵入方向(農地に対して外側)に向けて取り
付ける。
○柵線の高さや間隔は対象獣で異なる。
・イノシシ: 感電しやすい鼻先に当たりやすいように最下線を地面から15〜20cmの高さに、その上に20〜30cm間隔で1〜2本電線を張り、最上線を60cm程度とする。
・シカ: 最下線を地面から25cm以下、最上線を120cm程度(シカの鼻先)とし、柵線を4段張り以上とする(柵線の間隔は20〜25cm)。
○電牧器は、地上から50cm以上離した杭などの上に設置し、雨や直射日光を防ぐ「屋根」を付けると長持ちする。
○電牧器と柵線、電源を繋げて、さらにアースをとる。イノシシ・シカ用の電気柵は、地面がマイナス、柵線がプラスとなるように配線する。
○アースは湿った場所を選び、土中になるべく深く埋める。
またアース棒の間隔もできるだけ離す(1m程度)。乾燥した土壌
はアース不良となるので注意する。
適応支柱径:16mm〜25mm
入数:50P×2袋(計100個)