◆清酒特集:清酒飲用にアプローチ 9月は値上げ前仮需で好調 業務用市場回復へ
2022.11.04秋冬の最需要期を迎えた清酒業界。コロナ禍3年目を迎え、家飲み需要は昨年までの反動で減少しているものの、苦戦が続いていた業務用市場は回復してきた。一部メーカーでは、自社サーバーへの不正アクセス事案が発生し、セキュリティーの厳格化など対応に追われた。原材…続きを読む
挑戦の末、生み出された名酒
1933年禁酒法が廃止され、メーカーズマークの挑戦が始まりました。
1953年サミュエルズ一族は、ケンタッキー州ハッピーハローにあるパークズスプリング蒸留所を買い取ります。
サミュエルズ・シニアの妻、マージーがメーカーズマークと名付け、ボトルのデザイン、ハンドディップによるワックス風での封蝋を考案します。
1959年6年の熟成を経て、メーカーズマークが初めて市場に出荷されました。
アメリカの蒸留施設の中で初めて米国内務省からナショナルヒストリック・ランドマークに指定。
その後28年間、メーカーズマークは2桁台の成長を連続達成しています。
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人の手で丁寧に作られたバーボンメーカーズマーク蒸留所は、パーボンの故郷ケンタッキー州のなかでいちばん小さく、由緒ある蒸留所としてアメリカ合衆国の国定史跡に指定されています。 美しいヴィクトリア様式の工場では、創業以来のポリシー『ウイスキーは最高の原料を使って人の手で少量生産する』を守り続けている。 もっとも象徴的なのが、ハンドメイドの証である赤い封蝋。 あらかじめ栓をしたボトルを1本1本、熱で溶かしたワックスで封難していく。 すべて手作業で仕上げるため、ふたつとして同じものがないのも、メーカーズマークのハンドメイドを貫くプライドの表れといえる。
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