◆清酒特集:清酒飲用にアプローチ 9月は値上げ前仮需で好調 業務用市場回復へ
2022.11.04秋冬の最需要期を迎えた清酒業界。コロナ禍3年目を迎え、家飲み需要は昨年までの反動で減少しているものの、苦戦が続いていた業務用市場は回復してきた。一部メーカーでは、自社サーバーへの不正アクセス事案が発生し、セキュリティーの厳格化など対応に追われた。原材…続きを読む
北海道、長野、山梨、岡山。美しい日本の風土を活かしたワインづくりを。つくり手の情熱がぶどうの個性を引き出した繊細かつバランスのとれた味わいを。美しさを求める日本人の感性を満たす、上質で豊かな時間を。フランス語で偉大さを表す「グラン」と北極星を意味する「ポレール」から名づけられた「グランポレール」。このワインが表現する世界は、日本の美しさ、そして日本ワインの星としての無二の存在感。日本が世界に誇る「美しい」プレミアムワイングランポレールが、日本ワインの新たな歴史を紡ぎます。 グランポレールがめざすものは、産地のテロワールを物語るワイン。品種がもつ個性を引き出すために、栽培家と醸造家は真摯にぶどうと向き合い、人知を結集することで、珠玉のワインは生まれていく。ワインを楽しむ人の五感を響かせ、心を豊かに満たすワインでありたい。人と人、人と食にぴったりと寄り添うワインでありたい。グランポレールのある時間が、何気ない日常を特別なひとときへと変えていく。 ワインは、ぶどうを育む産地の気候風土を映す鑑だといいます。グランポレール チーフワインメーカー 工藤 雅義グランポレールのワインづくりにかける情熱は、北海道、長野、山梨、岡山、4つのぶどう産地が有する自然条件、土壌の性質、テロワールと真摯に向き合うことに傾けられてきました。グランポレールはぶどう品種の特長、産地の特長を大事にするワインです。その基本に立ち返るとき、醸造を担う私たちが大切にしてきた言葉は、「ぶどうがなりたいワインをつくる」。ぶどうが本来持っている味わいや香りといった個性を大事にしながら、テロワールの特性を最大限に引き出すことにこだわってきました。私たちはワインづくりに占める、ぶどうと醸造の割合は、8対2と考えます。人間が果たす役割に限りがあるからこそ、大切なことは、ぶどうがどのような力を持ち、どのようになりたいのかを読み違えないことです。前年のワインを正しく評価できる技術、そして長いスパンでワインを観ていく姿勢が醸造家には求められているのです。 2012年、グランポレール勝沼ワイナリーは、大型の醸造設備から小ロット醸造を可能にする仕様へと全面リニューアルしました。畑の区画ごとのぶどうの収量に応じ、小回りが利く仕込みが行えるよう、小ぶりの醸造タンクを新たに採用。小ロットによる丹念な仕込みと併せ、プレミアムワインに特化した醸造体制を整えたことも、グランポレールが目指す「ぶどうがなりたいワイン」を実現するためでした。そして2018年、北海道・北斗に新たなヴィンヤードを拓くことになりました。私たちはこれからも、日本の多様なテロワールの元ですくすくと育つぶどうから発せられるメッセージをしっかりと受け止め、繊細で美しいワインをつくる幸せを一身に感じながら、日本ワインの新たな可能性にチャレンジしていきます。 |
グランポレール 岡山マスカット・オブ・アレキサンドリア<薫るブラン> 2020年リナロール(香り)成分を指標として、ぶどうの産地を限定し、さらに収穫時期の最適化と醸造方法を工夫することで、リラックス効果があると言われているリナロール成分を多く含有する新しい香りと味わいのワインが誕生!甘美で高貴なマスカット香とオレンジなどの柑橘果実を思わせる爽やかな香りが調和した、心地よい上品な甘さが魅力の薫り高いワインです。
|