sk 5 トム?クルーズ版インデペンデンス?デイとして見たらいまいちですが、原作小説の現代版として見たら良作だと思います。一般人の主人公は終始、宇宙人から逃げ隠れしているだけですが、その間、動く車一台のために人々が群がったり、家族を失っておかしくなった人がいるなど、人間の極限状態が見事に描写されていると思います。しかしそんな状態でも、戦闘の最中一人になっていた子供を保護しようとしたり、宇宙人の機械に連れ込まれそうになった主人公を、同じ檻に入れられた人たちが助ける等、希望がない中でも人間の優しさが描写されていて、とてもよかったです。ただ、米軍と宇宙人との戦闘に、自分から突っ込んでいった主人公の息子が、なぜ生きていたか納得できないです。