ka 4 刺すだけの温度計。単純な構造なので、肉にさした温度計ごとオーブンに入れて焼ける。焼け具合をいちいち確認しなくてもよいので安心感がある。ただし、目盛りがおおざっぱなのと、温度計として検知する部分がどのあたりなのかよくわからず、どこまで刺して良いものか少々不安に思うところもある。あと、たとえばオーブンを120℃にセットして焼き始めて、温度計が60℃を刺した段階で火を止めると、その後しばらく予熱で中心の温度は上がっていってしまう。これを避けるためにはしばらく先の温度変化を予想して肉をオーブンから出して休ませたりといった工程が必要になり、結局ある種のスキルが必要になってしまうのではないかなという感じがする。「○○℃以上をキープできている」ことの確認を容易にしてくれて安全性を確保するには便利だが、「最高の火入れのために○○℃±×℃をキープする」ためにはそれなりに経験が必要ということです。