IR たま 3 事前に確認したスペック通りなので、普通の評価で★3つということで。書画カメラの代わりや近接撮影に利用しています。ワイド側の目一杯では多少周辺の歪みがあり。テレ側はピントの調整に若干のコツが必要。また、テレ側に目一杯では無限遠にピントが合いませんでした。その辺りは、あくまでも産業用の組込み用カメラなので、用途が限られるのだと思います。35mmフィルムの一眼レフでマクロ撮影をしていたことを考えると随分使いやすいのですが、一眼レフ的なズームレンズではなく、焦点距離(画角)と焦点位置が連動していないので、画角を調整するとピントを合わせ直す必要があるバリフォーカルレンズで、オートフォーカスでもないので、最近の自動焦点のズームレンズ付きのデジタルカメラやスマートフォンでの撮影しかしていない人には、少々とっつきにくいところがあります。また、恐らくホワイトバランスと明度は自動調整のようで、絞りをいじると明るさと色合いが狂います。使い方としては、・画角は、真ん中付近で一旦固定・被写体までの距離・高さを調整、距離・高さでカバーできない場合は再度画角を調整・ピントを調整・最終的な画角を決めて固定してから、ピントを調整して固定→撮影といった段取りになると思います。動画で使う予定はありませんが、静止画の場合は撮影後にPhotoshopなどで、色やコントラストを調整した方が見やすいと思います。【追補】フィルタについての質問をさせていただきましたが、鏡胴の内側には恐らくレンズを固定しているリング用と思われるネジがありますが、ネジ山が1山程度しかないので、フィルタ用のネジではないようです。外径が実測で約30.5mmですので、30mmのゴムワッシャをかませて37→49mmのステップアップリングをつければ、カメラ用のフィルタが使えるような気がします。近接撮影の場合は、ライティングの都合でどうしてもPLフィルタは使いたい場面が多いので。