Out of Shape 5 数年来、オリジナルのPCS-10を使ってきてからの買い替えです。結論から言いますと、細かい使い勝手が向上しており、非常に使いやすくなっています。これから買う人は、中古品含めて間違いなくPCS-10.3をおすすめします。?安定性オリジナルのPCS-10はパイプが真円で、バイクを取り付けた状態でヒネると固定部が回転していました。今回のPCS-10.3はティアドロップ形のパイプで、回転は起きません。BB交換や、ペダル交換など力のかかる作業も、安定して作業ができます。?レッグ部の展開レッグ部の展開が2本同時に行うことができ、また、PCS-10.2にはなかったロックボタンも追加になっています。これは非常に地味な改善なのですが、PCS-10.2のレビューを見ていると、展開後のレッグ部分が作業中にズレだすという不具合が報告されており(Park Toolはその後追加部品まで供給してます)、PCS-10.3はその地味な不具合をなくした改善が行われています。オリジナルのPCS-10はレッグの展開が面倒な事が多く、腰をかがめた体勢で1本ずつ手で開く必要があったのに対し、PCS10.3は気持ち半分くらいの労力でレッグ展開できます。非常に地味な改善ですが、長く使う道具ではここが効いてきます。?クランプの固定部クランプ部はオリジナルPCS-10と比べると、クランプの「幅」が狭くなっています。一見、安定性を下げるような改悪ポイントに見えますが、実用上はそうではありません。オリジナルのPCS-10はシートポストの突き出し量が10cm程度必要で、大変正直に言いまして足の短いライダーのシートポスト突き出し量をクランプするのは現実的ではないという、大和民族の悲しい現実がありました。PCS-10.3はクランプ部の幅が7cmになっており、短い突き出し量でも無事にクランプすることが出来ます。現実を見た実用的な改善だと思います。なお、クランプ幅が短くなったことでの作業中の安定性の変化は感じません。?悪い点レッグを収納して壁に立て掛けた際の安定性は非常に低いです。従来のPCS-10が2本のレッグで地面に接していたのに対し、PCS-10.3は1本足になったのが原因です。クローゼットにしまう場合は、上部を何らかの固定を検討されることをおすすめします。自分はクローゼットのハンガーレールから紐を伸ばして、クランプ部を結ぶことで、クローゼット内の転倒を防いでいます。ここは残念な点です。あと、これは安定性とのトレードオフとして分かりきったことですが、重いです。倒したりぶつけたりした時のダメージは大きいです。腰痛持ちの人は気をつけましょう。?総評抜群の安定性、地味な改善が随所に見られます。旧型含めてのPark Toolのバイクスタンドを検討されている方、純粋に使い勝手の良いスタンドをお探しの方に力強くオススメできます。
Jonathan Garvey 4 The product works great, I just had some problems of how to work it ...get the night focus lights on , turn the pump on and off ...gets a bit hot with extended use .